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2016年11月14日月曜日

◇ジュニアサッカー◇
第40回全日本少年サッカー選手権




11月13日は吉四六GでおこなわれたU-12のサッカーの観戦に行ってきました。


そういえば、吉四六Gから帰宅する車のラジオからタイムリーなお話が聞えてきた。

“勝負について”
「最近の子ども達は勝負時の“勝ち・負け”の根本を知らないのだとか。
子どもが負けたり失敗しても、大人がそれをオブラートに包み負けの意味を和らげているのだと。
負けを受け入れる事が出来ない子どもが多いらしい。

言いたいことは解らんでもないが、
少なくても自分の身近でサッカーしている少年においてそれは無いと思う。

それは
今日の吉四六Gでそれは真剣勝負している事は十分伝わり
なにより
負けたチームの涙が本物だったからな。

勝てば次へ
敗れれば即敗退という厳しい世界を
好天気の13日に見てきたのだから。

そしてたくさんの感動を頂いた。




吉四六ランドでは野球の試合もあるという情報も得てたので、混雑がすかん自分は朝8時過ぎに会場入りすると・・
もう野球やってるやないかい!
でもって、吉良監督ら会場責任者達はもうライン引きやらしてるではないか!

朝から一本とられて目頭を押さえていると
「市浜レッドソックスが集まってきた!」と思ったら豊府SSSさんだった。

間髪居れず市浜RS 天瀬ジュニアさん到着。

先日の土曜日に中学生達と一緒にセッティングした横断幕?と黄色が深まる広葉樹が彼らをお出迎えだ。




UFAの安東コーチの姿も発見
「コーチ、今日は山香行ってないんですね、残念ですね」
挨拶を交わしてちょっとしたお使いを頼まれて、戻ってくると木本監督の姿もありました。

木本監督
「寝坊しまして(笑)」

何を基準に寝坊、もしくは遅刻なのかはよく理解できなかったが
Offの日だから別に気にしなくても良いのではw
まだ試合始まってないし。



一試合目
こちらは天瀬さんと豊府さん。




久しぶりのジュニアの試合ってことでレリーズの露出やらの設定を兼ねながら&逆光での測光パターン検出でパシャパシャ。
設定がなかなか決まらない。甘い。
まあ別にジュニアの試合だからってってわけではないけど、毎回カメラの露出設定は欠かせません。

ちなみにサッカー撮影の時は全てマニュアル撮影してます、オートじゃないよ。
シャッタースピードと絞りとホワイトバランスは全部自ら設定してます。
ふふふ、だいぶ らしくなって来たではないか。

一試合目で決めた設定(カメラのな)
SS1/2000
F3.5~4.5
WBオート
スポット測光もしくは中央部重点
ISOオート感度

気になる方は俺まで。

しかし逆光がちと痛い。
じゃ、反対側から撮ればいいやん?

その場合だと、吉四六Gの白いステージが日光を反射して被写体が暗くなる事を考慮して考えた結果で、何より背景がコンクリートってのが寂しいし、バックに応援席や横断幕が写ってほうがいいやん。
まあ写真見てみりゃーわかります。


さあ、今日の主役の市浜開戦だ。



市浜 VS 明野西










両者互いに譲らず激しい攻防。
先に流れを変えたのは前半、ミッドフィールドプレイヤーSawafuji。

Sawafujiの放ったボールが

見事ゴールネットを揺らす

これが先制点。


明野西さんのベンチからは
試合開始直後から激しい指示が飛び、選手のモチベーションを常時維持。
ハーフタイムでは選手とのコミュニケーションが印象的だ。

選手達とハイタッチのベンチ

対する市浜ベンチは
前半から動きの硬いNagiに指示する監督の姿がみえた。



安心する先制点だが
土曜日に中学生との練習試合で見せたチームワークプレーがちょっと見えない。
緊張しているのかな。

後半開始
残り20分だ。







互いに攻守ともに激しく平行線のまま試合終了。

市浜 1-0 明野西
激闘を制したのは市浜RSでした。

ちなみに市浜の暴れん坊の姿が見え無いと思いきや。。。

暴れすぎて骨折
安静中

応援席にて三浦コーチから監視体制敷かれながら鎮座しておられた。


そして14時
市浜の2戦目

対戦相手は天瀬さんを破った豊府SSSさん。

この試合がまた激闘を生みます。

市浜RS VS 豊府SSS




応援席にパルティーダの1年生発見



右サイドYamatoは俊足を生かしドリブル
中央Nagiへクロス
俊足Yamato

合わせて飛び込んだように見えたNagiだが、、、

おしくもキーパー正面
本人ニンマリ









そして
最初にゲームを動かしたのは。。。

豊府11番君が放ったこのシュートは

Takuyaの手をかすめてネットをゆらした

素晴らしいシュートをみせて会場を沸かせた


「一試合目と表情をガラリと変えた。」
と、感じるほどの豊府さんのプレイは今日スーパーセーブを見せているTakuyaの一瞬の隙をつく。バック陣は追いつかずのボールを眺めるしかなかった。

おまけに全ての選手の機動力がすばらしい。
相対的に市浜の動きが鈍いのか判断麻痺してしまう。

前半終了
市浜 0-1 豊府

ハーフタイムでは両チームの緊張を感じれる。



木本監督と武田監督

試合中
木本監督の嘆願こぼれ声も聞えてきてた。

気持ちを切り替え後半スタート






おちつかない監督の姿
監督曰く
「ベンチ選手多すぎて座るスペースが無いわ」




そして
バックで指揮をとってたキャプテンKotaroはトップへポジションチェンジ。
市浜の本気度の現われだ。
失点したからには攻めの体制を作り、追いつかなければならない。
逃げる豊府も、追う市浜も、皆必死だ。

ベンチには祈りを捧げるお母さんも見つけた。


ミドルで奪われたのならミドルで返す

ミドルシュートのKotaroだが

得点ならず・・!


それが通じないなら
市浜のお得意のパスワークだ。

そのすぐ直後
左サイドトップのSeigoからクロスを受けた5年生Kira。

相手のゴール目指し
シュート!

同点ゴールだ!

得点に絡んだSeigoもうれしそうだ

チームプレイここにアリ

試合経験豊富な彼が見せてくれた同点ゴールだ。

ふりだし
再スタートだ。

この頃には少なくともPK戦が頭をよぎる。
コーチと監督の胸中察するのは容易だ。
去年の市浜はPKの神様は居なかったが今年はどうだろうか?

とにかく追加点で安心したい。













一進一退の激戦で決着できず、そのままPK戦へ突入。

先週行われた野津FCも臼杵SSSもPK戦まで縺れこんだ試合だった。
全日はリーグと違いその場で勝敗をつける厳しい試合だ。

あードキドキだ。
心臓に悪い。





まず市浜から。
トップはキャプテンKotaro。
(残念ながらピントが背景へ抜けてます・・何故だ?設定変えたのに。。)
キーパーはイケメンTakuya。

そして応援席では誰もが祈るその気持ち。


決める!

Takuyaスーパーセーブ!

① 1-0

続いて5年生Hana。

Hanaはずしてしまった・・!

Takuyaスーパーセーブ!


② 1-0

運命のキッカー
コレを決めれば市浜の勝ちだ。
背負うのは5年生Kira。

全員の声援を受けて

シュート

ゴール!

③ 2-0

市浜勝利!

揉みくちゃにされ、

逃げるKira

ベンチ陣も

皆で勝ち取った勝利だ!



市浜 1-1 豊府
PK 2-0
お見事!

市浜の努力とチームワークで掴んだ晴らしいベスト16への勝利だった。

今日は市浜のアップ場所までは、そして監督やコーチの話を盗み聞く(笑)術はなかったけど、
本部にいた吉良監督は終始厳しい表情だった。

そして
敗れた豊府の選手たちは涙でユニホームを濡らしていた。
(後述)



臼杵のサッカー少年を応援するサイトであり地元優先記事になったけど
本当は沢山のチームの笑顔と涙のレポートもしたかった。
でもそんなキャパは俺には無い。

とりわけ片っ端から写真撮れって言われれば喜んで撮るが、
記事にするのは難しい。

市浜の一試合目の市浜のミドルでの得点も平松会長に聞くまではKotaroが得点したモノと思ってまして、写真確認したら確かにSawafujiシンちゃんでした。
大変失礼しました。

実は写真撮ってると試合を見てるようで見ていなかったりする。
ボールや選手の動きをを予測したりピント合わせたり忙しかったりします。

パルティーダの試合でも
「試合どうだった?」って聞かれますが、
応えは
「覚えてねえw」
ですよ。

隣にスコアラーでも居たらきっと記事も容易に反映できるとおもうんだけどね。
ジレンマっす。


話変わるけど、パルの卒団生のKosuke居たので
「Sotaは?」って聞いたら
「オフっす!」
だってー。

木本監督が言うには
Kosukeはギャルを連れて歩いていたらしい・・・むむ。。












そして
来週の市浜RSは千怒さんを破った戸次さんと対戦するんじゃないかな?
ベスト8をめざして!

戸次の選手達

応援席にはピンクのTシャツ

選手達のハイタッチもパシャリ

次回は市浜と戸次さんのどちらのピンクTシャツが輝くのかそちらも見ものですねー。

頑張れ臼杵のサッカー少年!









勝チームあれば敗れるチームあり




必然的に勝利したチームにスポットが沸くのが御時勢。
しかしながら当然敗れた方にもドラマが詰まっている。

勝負に敗れた時の子どもの姿は親としてもとても近寄りがたいものがあり、その涙を写真に写そうものなら抵抗が有るだろう。

この子供たちの涙はいつも感動を与えてくれる。
何度見直しても、いつ見ても不思議な感情が生まれてくる。

たった一つの涙の姿が、
その選手達にしか分かり得ない秘められたドラマを映し出す。

努力は長い年月とともに培われて行き
爆発的に感情を露わにし
涙を流す。

その姿は一瞬だ。

すべては努力の賜物である。

だから俺は撮る。





その涙は本物でした



市浜に敗れた豊府の選手達

溢れる涙は
今まで頑張った分ほど

他人が知る由も無い

それは
努力の結晶



きっと彼らは強くなる。
俺らが思っている以上に強くなる。






今まで沢山の涙のシーンを見てきたが
感動が尽きることがない。

これぞ少年サッカーの醍醐味。


全日本選手権という大舞台のフィールドで互いに涙し、笑い合える。

サッカーを通じて成長していく子ども達の姿を、
ここパルティーダのホームグラウンドで見ることが出来て幸せな一日でした。

ラジオで“勝負について”を語ってたおばさんにこの姿を見せてやりたい。





当日は
吉良監督をはじめUFA役員の方々には大変お世話になりまして、ありがとうございました。

※市浜レッドソックスさんのHPはこちらです。
市浜レッドソックス




このサイトは臼杵のサッカー少年・少女を応援するサイトです。




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